twフォローボタン

ビジネス 生活 読書

生産性を上げる【4つのアプローチ】

2018年9月30日

スポンサーリンク

私はサラリーマン(営業)ですが、もっと効率よく仕事が進められないかと思うことが最近よくあります。

皆さんもそうは思っていませんか?

・残業が減らない。

・プロジェクトが思うように進まない。

・上司から急な案件を引き受けてしまい、自分の仕事が後回し。

・振った仕事も、振った先で思ったように進んでおらず、結局自分が処理してしまう

以上は私の悩みですw

とあるプロジェクトリーダーなんかもやっていれば、個人の仕事とチームのプロジェクトのマネジメントで、仕事がどんどん溜まります。

 

今年子供も生まれ、早く家に帰りたいと思っていますが、なかなかうまくいかない。

今回はそんな現状を打破するため、元マッキンゼー人材育成マネジャー伊賀泰代さんの著書「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」を読んだアウトプットメモです。

 

生産性とは何か

生産性とは「成果物」と、その「成果物」を得るために「投入された資源量」の比率として計算されます。

「アウトプット」÷「インプット」ともいえる。

10人の社員で10億円の利益を上げている企業では、1人当たりの利益は1億円となりますが、

5人の社員で10億円の利益を上げている企業では、1人当たりの利益は2億円となります。

つまり、10億円の成果に対し、投入された資源量が10人の場合と5人の場合とでは、生産性が異なっているのは明快です。

後者は前者に比べて労働生産性が2倍ということになります。

スポンサーリンク

生産性を上げる方法

まず、生産性を上げる方法はふたつあります。

・「成果額を上げる」

これは、さっきの例でいえば「利益」ですね

・「投入資源量を減らす」

これは、さっきの例でいえば「社員」ですね

 

ここでよく起こる問題が、「成果額」を上げるために残業をしたり、人手を増やすという「投入資源を増やす」方法を選びがちという点。

単純に投入資源を増やすと、成果額は上がっても生産性は下がります。

なぜなら、

・残業代は通常勤務の時給よりも高い

・長時間労働による疲労などで翌日の生産性が下がる

からです。

忙しい企業が人手(アルバイト等も含む)を増やしますが、生産性は下がります。

なぜなら、

・急いで雇った新人の生産性が既存社員と比べると高くない

・社内の生産性の低い仕事が新人に押し付けられ、そのような仕事がいつまでも残ってしまう

からです。

ならばと、コピー枚数の制限や電気をこまめに消すなどのコスト(投入資源量)削減は、推し進めすぎると生産性が上がらないどころか、自由な発想に必要な余裕が失われてしまう。

そもそも、コスト削減についてはもうギリギリまで突き詰めている企業が多い。

 

ではどうしたらいいのだろうか?

スポンサーリンク

生産性を上げる4つのアプローチ

1.改善による投入資源量の削減

製造現場の場合

・作業手順の変更

・無駄な作業の排除

・部品や工具の置き場所変える

等の環境を整えて作業効率を上げること

ホワイトカラー部門の場合

・グループウェアを使用してコミュニケーションの効率化

・書類整理法やファイルの共有方法を変更して、無駄な作業や重複書類を減らす

等の方法

こういった試みは多くの企業で行われており、一般的にイメージされる生産性の向上策。

2.革新による投入資源の削減

製造現場を例に挙げると、

・ロボットなどのハイテク機械を投入し、組み立ての自動化を図る

・製品の設計から見直し、部品点数や設計図面数を大幅に削減する

などのイノベーションが継続的に起こっている。

海外の例(米国のクレジットカード会社の場合)

・インドに特別な語学学校をつくり、インド訛りのない英語を話せるインド人を育成

彼らを雇用し、コールセンターをインドに移管し、革新的なコスト削減でコールセンターの生産性を大幅に向上させた

3.改善による付加価値額の増加

製造現場の場合

・作業員の研修を行う

・ベテラン技術者の技を新人に伝授

ホワイトカラー部門の場合

・商品のパッケージデザインを変更して高級感を出し、価格を上げる

・人気タレントを起用したプロモーションによって、より多くの層にアプローチする

※注意点

付加価値が上がったか判断するのは企業側ではなく消費者であるため、その価値を消費者が感じ取ることができなければ、価格を上げることはできません

※日本と欧州の家電メーカーの考え方の違い

日本企業の場合

「付加価値を上げる=新たな機能を追加することor高機能化すること」

欧州企業の場合

「付加価値を上げる=機能を絞ること」

企業側からみれば「機能が絞られたのに、コストを下げて付加価値をあげるなんて」と思うかもしれませんが、消費者から見れば「機能が絞られ、使いやすくなった」「機能が絞られ、デザインが洗練された」と付加価値が上がっているのです。

日本で言えばらくらくホンがこれなのかな?

4.革新による付加価値額の増加

・化学メーカーや素材メーカーが新たな機能を持つ新素材を開発し、圧倒的な付加価値額の向上を達成している

・創薬などの分野でも、ゲノム解析やiPS細胞といった革新的な技術によって付加価値額の大幅な向上が起こっている

スポンサーリンク

まとめ

生産性をあげる4つのアプローチ

  • 改善=インプルーブメントにより、投入資源を小さくする
  • 革新=イノベーションにより、投入資源を小さくする
  • 改善=インプルーブメントにより、成果を大きくする
  • 革新=イノベーションにより、成果を大きくする

日本では、製造現場の改善運動という概念が普及したため、

「生産性を上げる手段=改善的な手法によるコスト削減」という感覚が定着している。

そのため、ホワイトカラー業務に従事する人は「ブルーカラー業務よりも自由度が高いため、効率化ばかり追い求めてもいい仕事はできない」などと心理的な抵抗が生産性の向上を阻んでいる。

コスト削減だけでなく、成果の価値を上げることも生産性の向上につながること、

また改善だけでなく、革新による生産性の向上方法もあるということを意識することをが大切となる。

まずは日本における「生産性」の概念を打破できるか。

コレが大事なんですね。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
K

K

妻(ミニマリストなりかけ)に怒られ、蔑まれながらも、前向きに日々を綴っていきます。 2018年に第一子である長男・2019年に次男が誕生し、妻は第2形態へと進化した。 息子達を溺愛。 趣味は車・バイク・デザイン・コピーライティング・DIY等他にもいろいろあるが、広く浅い。 もっと深い人間になる為、ブログを開始した。 整備士2級・大型二輪免許を持っていたりする。

-ビジネス, 生活, 読書
-, ,

Copyright© 桃栗三年俺何年? , 2021 All Rights Reserved.